世界遺産の登録の意味と登録の流れ

世界遺産
よくテレビなどで「○○が世界遺産に登録されました。」というニュースを耳にすると思うが、一体どのような流れでどのような意味があって登録されているのか知らないという人も多いのではないだろうか。

世界遺産とは

主に遺跡や自然などで、人類が共通の資産として普遍的価値を持つとされる不動産などの物件を対象に各国政府から推薦された物をユネスコ(国連教育科学文化機関)が専門機関を通じて調査をし、世界遺産リストへの登録の可否を決定する。

また、世界遺産に登録された後は保全活動を義務付けられることになる。環境や景観を維持し続けることが必要になり、それが損なわれると世界遺産委員会で議論された後に世界遺産リストから抹消される可能性もある。また、実際に抹消された事例もあるようだ。

世界遺産の意味

やはり普遍的価値がある不動産ということで、世界遺産リストに登録されるようになると観光地化し、周辺施設への来客数は倍以上になることも多くある。

ただ、あくまで世界遺産リストへの登録は「環境の保全」が目的であるため、場合によっては観光客の立ち入りを禁止しているところもあるそうだ。

日本の世界遺産

日本では文化遺産が14件、自然遺産では4件の計18件の世界遺産が登録されている。

たとえば、原爆ドームや知床、小笠原諸島、2014年には新たに群馬の富岡製糸場と絹産業遺産群が文化遺産として登録されたのは記憶に新しい。ちなみに岐阜の世界遺産の白川郷・五箇山の合掌造り集落では、観光客が集落の住民の日常生活を覗き見ることでトラブルになったこともあるそうだ。

世界遺産に登録されることの素晴らしさと意味を今一度思い直して、適切な管理と周りに配慮した観光をするようにして欲しい。


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