冷凍食品が「個食」に対応で食卓の主役へ。

パスタ

独身世帯が増えていることから、食品メーカー各社は手軽に食べられる冷凍食品を、「個食」に対応した新商品を相次いで打ち出している。

チャーハンなど1品で済ませられる商品を拡充するほか、夕食の主菜となるような食べ応えを強調したおかずを売り出す動きが目立っている。

中高年の「個食」需要を掴み取る冷凍食品。

マルハニチロは今秋、冷凍チャーハン「新中華街炒飯の極み えび五目XO醤」(店頭実勢価格は390円前後)を発売して、新たな調理技術「高温あおり炒め製法」を採用しており、火力を向上させており、プロの調理に極めて近いコメのパラパラ感を引き出して夕食のメーンメニューなどとしても使ってもらうことを想定している。

ニチレイは冷凍総菜「匠御菜(たくみおかず)」シリーズで今秋から「特性牛肉どうふ。」(同182円前後)を売り出しており、国産のブランド大豆でつくる豆腐で肉をはさみ、衣付けして揚げている。

甘辛のすき焼きたれがかかっており、「主菜のおかずとしての需要を狙った」と同社は語っている。

味の素冷凍食品も昼食や夕食の主菜と位置づけた冷凍シューマイ「ザ・シュウマイ」(オープン価格)を12月に発売する。

一般の冷凍シューマイより一回り大きく、ごろっとした肉の食感が特徴となっている。

2015年の冷凍食品の国内出荷(冷凍野菜輸入額・調理冷凍食品輸入額を含む)は、14年比2.8%増の1兆156億円だった。

冷凍食品は調理の簡便性が受けているほか、製法や保存技術の向上で品質が高まり、中高年層にも需要が高まっており、それらを取り込んでいく狙いとしている。

【「日系MJ」より抜粋。】


関連記事