「女心」を掴んで次の収益源を模索する青山商事。

スーツを着た女性

紳士服大手の青山商事は、女性の社会進出が顕著になる中、そうした女性がスーツを着用することが増えたことに着目して新たな収益源の柱とするために「女心」を掴んで需要を取り込むとしている。

 

「女性服も青山」へ。青山の新しい取り組みで女性目線のスーツを提案。

紳士服の青山商事は、「女性服も青山」を狙い、東京・新宿に女性服専門店「ホワイト ザ・スーツカンパニー」を出店した。

1号店には約20人の従業員全員が女性となっており、採寸やコーディネートの提案など全てにおいて女性目線の接客を行うという。

雰囲気と品揃えにおいても入りやすく、気軽にスーツを選ぶことができるように意識した。

売上は計画の4割超を上回っており、15年度の女性関連売上高は274億円と10年間で16倍と急増している。

一方で、ライバル店との競争も激化しているという課題もある。

業界2位のAOKIホールディングスも婦人ブランドの高級ラインを導入しているほか、そごう・西武も働く女性向けに自主企画の衣料品を売り出すといったように女性をターゲットにした商品の販売を強化する動きが各社が活発になっている。

青山商事は縮小する紳士服需要を取り込みながら粘り続けていたが、「残存者利益」にのみこだわり続けるわけにはいかないようだ。

今後は商品の多角化による紳士服に匹敵する事業を生みだすことが重要になると考えられている。

紳士服といかに関連付けて相性の良い商品を開発できるかが見所だ。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

【関連リンク:青山商事


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