小学生に和服を訴求。将来のファン育成へ。

袴姿の子供達

小学生に着物を売り込む動きが活発になっている。

三松(東京・新宿)は小学生向けに袴(はかま)のレンタルを開始する。

東京山喜(東京・江戸川)も女児向けに小さい袴を売り込み、鈴乃屋(東京・台東)は男児向けの袴を売り出した。

 

小学生袴レンタルを開始した三松。

名古屋市やさいたま市などで5店舗を皮切りに、小学生向けの袴のレンタルを開始した。

身長140~150センチメートルに合わせたサイズの袴を貸し出すとしている。

料金は3日間で鞄や靴なども込みとなって3万円前後となっている。同社のバイヤー曰く、数年前から小学生向け雑誌に卒業袴が載るなどで関心が高まっていると見ている。

 

格安中古袴を販売する東京山喜。

リサイクル着物専門店「たんす屋」を運営している東京山喜は、新品で1万円以下の袴や中古品の袴を販売して小学生の需要を取り込むとしている。

8月に東京・千代田で開催した催事販売の際には小学生向けの袴や着物を展示しており、親子連れが多数見られた。

同社は母親を対象とした着付け講座も検討している。

 

男児向け着物販売の鈴乃屋。

9月から男児向けに袴を販売しているのは鈴乃屋だ。

女児向けに関しては以前から全45店で販売していたが、今回新たに男児向けを強化することとなった。

どちらも価格は3万円台で、売上は年20%以上の伸びを見せている。

 

まとめ

呉服市場は年々縮小していると言われている中、新たな需要開拓を行い、将来の和服ファンを増やそうとする動きが目立っている。

和服は日本古来から引き継がれてきた文化であることからも、和服について需要が高まることが期待される。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

【関連リンク】

三松

「たんす屋」-東京山喜

鈴乃屋


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