10月1日から「全国労働衛生週間」。働く人の心と体の健康を考えましょう。

全国労働衛生週間厚生労働省が実施している「全国労働衛生週間」というものをご存知でしょうか。

これは労働者の健康管理や職場環境の改善などの労働衛生に関する国民の意識を高めると共に、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に行われるもので、9月1日から9月30日を準備期間、10月1日から10月7日を本期間として実施されています。

「みんなで進める職場の改善 心とからだの健康管理」

昭和25年から毎年行われてきたこの取り組みは、本年で65回目となり、「みんなで進める職場の改善 心とからだの健康管理」をスローガンに、各地での講習会や事業所単位での様々な活動が予定されています。

1990年代以降、大きな社会問題となっている過労死や、過労死までは行かずとも職場における勤務上・メンタルヘルス上の問題を抱えて休職・退職する労働者が少なからず存在すること、精神障害などによる労災の認定件数が年々増加していることなどを背景に、過重労働による健康障害の問題やメンタルヘルス不調などが近年の労働環境における大きな課題の一つとなっています。今回の労働衛生週間においても、これらの問題が重視されており、上記のスローガンとして掲げられる事となりました。

介護のお仕事現場では

一般的に介護福祉施設の特養・老健・グループホーム・デイサービス等は、肉体的な負担と共に精神的な負担が非常に大きい環境とされています。サービスの対象が常に変化をする人である事や、職員間の連携が大変重要視される事が一因ですが、それ故に労働者の心身の状態がサービスの質に直結します。介護従事者の心と体の健康が確保された職場の実現は、良質なサービスを提供できる事業所を目指す以上、必須といえるでしょう。

健康的な職場環境の実現には

労働環境の整備や労働者の健康確保には、事業者側の積極的な取り組みが欠かせないと同時に、現場レベルでの労働者の意識向上も重要です。誰にとっても働きやすく健康的な職場環境をどのように実現するか?これは絶対の正解があるものではなく、各事業所や労働者一人一人の現状に合わせ、事業者・労働者が一丸となって取り組んでいかなければならないものです。

どうすれば自分たちの職場がより良いものになるか。その為に自分が出来ることは何か。
それぞれの立場から考えていく必要があるのです。

【関連リンク】
[平成26年度「全国労働衛生週間」を10月に実施]厚生労働省 link
[平成26年度 全国労働衛生週間]中央労働災害防止協会 link


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