「ガーナ栄養改善プロジェクト」。味の素のアフリカ人栄養改善支援。

アフリカのサバンナ

味の素がアフリカで生活している人々の栄養改善に注力しており、市場拡大が期待されるアフリカでの事業の足がかりにするほか、グローバル企業に求められる社会的責任についても応える狙いがあるようだ。

 

サプリ等開発でアフリカを支援する味の素。

西アフリカのガーナでは、母親は乳児に現地の伝統的な離乳食の「ココ」を食べさせているが、これだけでは栄養素が足りず、乳児の栄養失調が社会的な問題となっている。

そこで、味の素は2009年から、「ガーナ栄養改善プロジェクト」として、「ココ」に添加する栄養サプリメント「ココプラス」を商品化し、地元の大学や公的機関とも協力して1袋約10円で販売するとしている。

持続可能なビジネスモデルを構築し、ガーナ国内で販売エリアを拡大する予定だ。

将来的にはナイジェリアなどの他国にも展開を目指すとしている。

また、東アフリカのマラウイでは

6ヶ月~5歳の重篤な急性低栄養の子供を対象にRUTFを開発し、現地の穀物を使って、現地で生産することで新たな雇用の創出も目指すとしている。

将来的には現地で生産した商品を、ユニセフなどの国際機関に販売するとしている。

アフリカの人口は将来、中国やインドを上回ると予測されていることから、市場としての魅力が高まりつつある。

グローバル企業は世界の貧困といった社会問題に大して何らかの積極的な行動が求められることからも、今回のプロジェクトを行っており、「20年にグローバルトップ10の食品メーカー」を目指す味の素にとっては避けては通ることが出来ない道となっている。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

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