地震が起きたらどうする?マンションでは「水」に注意!

災害に対する備えとはどのようなものがあるでしょう。食糧や水の備蓄は勿論、家具の固定、「地震の時は火を消して机の下に逃げ込む」というシミュレーションも重要です。とはいえ対策は住む場所によって変わるもの。一戸建てとマンションでは常識も変わります。

今回はマンション特有の「水」問題について考えてみましょう。

飲料水は多めに確保を!

水一般的に災害用飲料水備蓄の目安は家族全員の3~5日分と言われています。ところがこれは一戸建てに限っての話。マンション、特に5階以上の高層階に住む家族には10日分以上の備蓄が推奨されています。
水道の復旧は電気に比べて時間がかかる事が多く、備蓄分が尽きれば給水車などで賄わなければなりません。

しかし毎日高層階へ水を運ぶのは大きな負担であり、体力面から辛いものがあるでしょう。エレベータを利用すれば、と考えても、エレベーターそのものが壊れている場合や、繰り返し余震が起こっているなどエレベータの使用に危険が伴う場合もあります。
高齢者や足腰に自信のない家庭の場合は、特に大目の備蓄を心がけましょう。

マンションでは「貯水」「排水」がNG!

飲料水と並んで必要な「水」は生活用水です。特にトイレ用水の確保は非常に重要であり、一戸建ての場合はお風呂に水を溜めておくケースが多いでしょう。ところがマンションの場合、こうした対応はお勧めできません。何故ならばマンション内部で配管が破損しているケースがあり、水漏れに繋がるからです。水周りの確認・修繕が終了するまでトイレ利用が不可能な事はもちろん、お風呂に溜めた水を流すことも出来ません。
上下水の復旧に日数がかかると溜め置きの水が腐ってしまう可能性が高くなります。そうなってしまうと衛生面に問題が出てくるでしょう。水道の安全が確保されるまで、マンションでは「水を溜めない・流さない」が鉄則です。簡易トイレを常備するなど、水を使用しないトイレ対策を考えて起きましょう。

被災時は冷静な判断が出来なくなるケースが多々あります。特に日頃意識しないことに関しては、非常事態の中で最適を考えるのは難しいでしょう。日常的に「マンションで地震に遭ったらどうするか?」「何に気をつけておくべきか?」を考える癖を付けておきましょう。


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