秋冬の新定番!?男性用のパンストに注目!

パンスト(パンティーストッキング)というと、一般的には女性が身に付けるものと考えられています。しかし、この数年、男性用のパンストが密かに売れ行きを伸ばしています。

防寒着としての利用

パンストこれまで男性が身に付ける防寒着といえば、股引やタイツが一般的でした。しかしこうした下着類は防寒性能を持たせる為に厚手である事が多く、ズボンとの重ね履きによって動きづらくなるという欠点がありました。

特に近年は体にピタリと合う細身のスーツが流行していることもあり、若者を中心に着膨れに難色を示す人も多くいたのです。そこに2010年、靴下大手の株式会社ナイガイから男性に向けたパンストが発売されました。薄手で足にフィットするパンストは、女性向けのイメージを持たれながらも、外回りの営業マンを中心にインターネット通販で好評を博しました。その後、2011年の東日本大震災に端を発する節電志向によりウォーム・ビズが推奨され、防寒インナーに例年以上の大きな注目が集まりました。男性用パンストもまた前年比で売り上げが大きく伸び、百貨店で特設コーナーが設けられるなど、その知名度を大きく広げることとなりました。

現在はネット通販を中心に、秋冬メンズウェアの一つとして定着の様子を見せています。

男性用と女性用の違い

男性用パンストは一見女性用のものと大きく変わりませんが、腰周りやヒップサイズが男性に向けたものになっている、目立つ形で前開きが付いている、踵や爪先部分が補強されているなど、細々とした点に違いが見られます。
男女の体型差を考慮すると共に、女性用パンストと間違えない様にするため目印や、足先ケアに然程熱心でなくとも伝線しにくくする構造など、男性をターゲットにするが故の配慮が随所に凝らされています。また「ズボンの裾からパンストが見えるのは恥ずかしい」というユーザーの声に応えて、足首以下の部分が通常のソックスの様になっている商品も登場しました。

これまで男性用のタイツ・ストッキングといえば、登山やスポーツなどレジャーの際に着用するアウトドア用品が主でした。日常の場面で男性がパンストをはくことはまだ一般的とは言えず、使用を他人に悟られたくないという層が少なくないのです。男性用パンストの主な販路はネット通販とも言われており、実店舗で買うのは恥ずかしいという男性の思いがあるようです。

男性用パンストの販売枚数は増加を続けており、メーカー各社は更なる認知度の向上と一層の普及に力を入れています。男性用パンストは紳士用品の定番となる事が出来るでしょうか。便利な商品であるだけに、今後の広がりが期待されます。

*男性向けパンストの一例
[SmoothFit Tights]株式会社ナイガイ link


関連記事