最新の犯罪統計発表!日本の治安はどうなってるの?

平成26年1月~10月 刑法犯認知件数 犯罪率 *警察庁 犯罪統計資料より

犯罪

都道府県 犯罪件数 犯罪率
全国総数 1,023,028件 0.81
東京都 133,455件 1.00
大阪府 125,787件 1.47
愛知県 71,977件 0.97
埼玉県 63,669件 0.88
千葉県 56,829件 0.92
神奈川県 56,587件 0.62
兵庫県 55,007件 0.99
福岡県 53,464件 1.05
・・・・・
秋田県 3,061件 0.29

先日、警察庁から平成26年1月~10月の犯罪統計が発表されました。

全国で犯罪の認知件数(警察が把握している犯罪発生数)が最多の都道府県は、やはり圧倒的な人口を抱える東京都でした。一方、人口比で最も犯罪発生率が高いのは大阪府。ひったくりや車上狙いなどの街頭犯罪認知件数が14年に渡って全国ワースト1位という不名誉な称号も持っており、治安向上が長年の課題となっています。なお、認知件数・犯罪率共に最も低いのは秋田県となりました。

全国的に犯罪認知件数は減少

平成25年の同期間と比較すると、全国の犯罪認知件数は約75,000件減少しました。刑法犯の半数近くを占める窃盗の件数が減少傾向にあることが、認知件数の減少に繋がっているものと見られています。また殺人(故意犯。未遂なども含む)認知件数も減少を続けており、平成25年には年間1000件を割り戦後最低となりました。日本の犯罪認知件数は平成14年をピークに減少を続けており、全体として治安は向上していると言えそうです。しかし、主に高齢者をターゲットにした振り込め詐欺の被害件数や被害額は増加傾向にあるほか、検挙人数全体に占める再犯者の割合も年々増加しており、被害を未然に防ぐ対策や刑務所出所者への支援が課題となっています。

「昔より物騒」だけど「治安はいい」?

平成24年に内閣府が行った「治安に関する特別世論調査」から、最近の治安についての設問を見てみると「良くなったと思う・どちらかといえば良くなったと思う」という回答は15.8%であったのに対し、「悪くなったと思う・どちらかといえば悪くなったと思う」という回答は81.1%となっています。

平成16年と比較すると、「良くなった」は4.5ポイント上昇、「悪くなった」は3.2ポイント減少しています。とはいえ「どちらかといえば悪くなった」は6ポイント上昇しており、「最近物騒になった気がする」と考えている人は少なくないようです。
一方で、日本は安心安全な国か、という設問に59.7%が「そう思う・どちらかといえばそう思う」と回答しています。

平成16年に実施された同様の調査よりも17.3ポイント上昇しており、体感的な治安自体は向上していることが分かります。

日本は世界でも屈指の犯罪発生率の低い国とされています。日々安心・安全に暮らせる環境は非常に大切なもの。自分自身が被害に合わないよう、また自分が加害者とならないよう、一人一人が心がけていきたいですね。

【関連リンク】
[犯罪統計資料(平成26年1~10月分)]警察庁 link
[平成25年版 犯罪白書]法務省 link


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