香りが記憶を鮮明に。「香り」はブランドイメージにもなる!?

香りが記憶を鮮明に。「香り」はブランドイメージにもなる!?

「香り」が注目されている。

特に香りつきの柔軟剤市場が拡大しており、従来は柔らかさや肌触りなどが評価されてきたが、2000年代後半からは香りが重要な評価基準となっている。

そうした中、各社の香りをブランドイメージとして打ち出すべく競争を激化させているようだ。

 

香りもブランド識別の要素に。嗅覚へ訴求する商品開発。

香りに関する柔軟剤市場の拡大の火付け役ともなったのは、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の「ダウニー」だ。

ダウニーからは、そのブランド特有の香りがある。

今までブランドを識別する要素として取り上げられてきたのは、「ネーム」「ロゴとシンボル」「ジングル」「スローガン」「キャラクター」「パッケージ」で、それぞれ視覚、聴覚、触覚への訴求が中心で、嗅覚への訴求が見過ごされていたようだ。

香りもブランドを識別する要素の一つとなった中、「選好性」や連想される意味、伝達される特徴について表す「意味性」も重視されることとなる。

近年の研究では、過去の記憶を想起させるだけでなく、香りが記憶を催促することも指摘されているようで、ブランドと接点がある香りが流れることで顧客はブランド経験をより鮮明に記憶することとなる。

視覚や嗅覚と比較すると、嗅覚への訴求場面はマーケティングにおいて多くはないが、独自の効果をブランドにもたらしてくれることで、強固なブランドの構築へと結びつくことになるだろう。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】

【関連リンク】

ダウニー-P&G


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