増え続ける「ゲリラ豪雨」 日頃の対策が大切です!

ゲリラ豪雨「ゲリラ豪雨」と呼ばれる気象現象があります。夏季を中心に度々テレビや新聞を騒がすこの現象は、近年その発生数を増やしているとされています。アメダスの観測によると、2010年以後、国内で1時間当たり50mm以上の非常に激しい雨が発生した回数は毎年200回を超えており、2014年は10月時点で229回に上っています。

「ゲリラ豪雨」とは何か?

実はゲリラ豪雨という言葉に明確な定義は存在しません。
それというのも、これは学術用語ではなく俗語であり、2000年代後半に、マスコミを中心に使われ始めた言葉なのです。気象予測や報道の際に予測の出来ない局所的な大雨を指して「ゲリラ豪雨」と呼んだものが、テレビや新聞を通して広く使われるようになりました。

一般的には、「短時間(およそ1時間以内)に」「狭い範囲に」「激しい大雨が降る」状況をゲリラ豪雨と呼んでいます。古くは「夕立」、学術用語として「集中豪雨」とも呼ばれていますが、ゲリラ豪雨は夕立以上に発生が早く、また範囲が狭い為、発生予測が非常に難しいとされています。ゲリラ豪雨は、通常の集中豪雨と同様に山間部の土砂崩れや川沿いの鉄砲水、建物の浸水が起こる他、短時間に大量の雨が降る関係上、都市部では下水の処理能力が追いつかず地下街の水没など「都市型水害」と呼ばれる水害を引き起こします。

ゲリラ豪雨への対策は?

ゲリラ豪雨は短時間で発生し、発生後では対策が間に合わないことが多い為、事前準備が重要とされています。まずは気象庁や自治体の災害情報・気象警報をしっかりとチェックしておきましょう。豪雨の発生中は不要不急の外出を控えることは勿論、建物内への水の侵入阻止も重要になります。広く普及している止水対策としては土嚢が挙げられるでしょうか。水が入り込みやすい玄関やシャッター前などに積むことで、浸水被害を格段に減らすことが可能です。
近年は止水板や止水シートなど、土嚢の事前準備が難しい一般家庭用の止水製品も多数販売されています。自宅の状況に合わせて用意をしておくことが望ましいといえるでしょう。また、いざとなれば素早く避難する事も重要といえます。非常用の水や食料品、医薬品、貴重品など、必要なものをすぐに持ち出せるよう、日頃から備えておきますしょう。近隣に避難所を確認しておくことは勿論ですが、夜間など、避難所への道そのものに危険がある場合は自宅や隣近所の2階以上に移動するなど、落ち着いて臨機応変に対応しましょう。

日本では毎年多くの水害が発生しています。浸水や土砂災害など、何かしらの被害に遭う可能性は誰しもが持っているといえるでしょう。いざという時に冷静な対応ができるよう、日頃の備えが大切です。

【関連リンク】
[アメダスで見た短時間強雨発生回数の長期変化について]国土交通省 気象庁 link
[テキスト「大雨や台風に備えて」]国土交通省 気象庁 link


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