若者はテレビ離れ。主な視聴者は中高年や高齢者!?

若者はテレビ離れ。主な視聴者は中高年や高齢者!?

若者のテレビ離れが深刻になっている。

以前から指摘されてきたことだが、テレビを取り巻く環境はスマートフォン(スマホ)やタブレットの普及のほか、定額動画配信サービスの登場などで大きく変わっている。

ドラマや映画はこうした動画配信サイトで見るといった若者が増え、テレビ離れが進んでいるとされている。

 

テレビの士長時間が短くなっている!?

NHK放送文化研究所の2015年の調査からわかることは、1日のテレビの視聴時間が1985年の調査開始以来短くなっているということだ。特に20代~50代といった幅広い年代の人でほとんど、もしくは全く見ないという人が大きく増えた。

20代以下の半数はテレビよりインターネット動画のほうが面白いといった回答がある一方、1日に4時間以上視聴する人は60代で5割、70歳以上では6割を占めている。

 

視聴率確保のために知恵をしぼるテレビ各局。

こうした状況を背景に、テレビ各局では世代を意識したテレビ番組つくりを意識している。

15年秋にTBSのドラマ「下町ロケット」は最終回に22.3%の視聴率をたたき出し、民放の連ドラでは最高を記録した。

勧善懲悪のストーリーが、サラリーマンを中心とした視聴者の共感を呼んだことからヒットにつながったと考えられている。

テレビ東京は個性的な番組で勝負する姿勢が鮮明となっている。

その代表格はんんきドラマ「孤独のグルメ」だ。

俳優の松重豊さんが隠れた名店を訪れて食事をするといった極めてシンプルな内容だが、どこか味わい深さを感じる内容となっている。

首位を走る日本テレビ放送も視聴者の研究にも力を入れており、地道な改編を続けた結果実を結んできているといえる。

フジテレビジョンの苦戦は、若い世代の価値観や、テレビを見る際の視聴者層の変遷の表裏とも捉えることができる。

いかに視聴者が求めているコンテンツを配信するかが今後の未来に大きく影響すると考えられる。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】


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