ガンが不治の病ではなくなるかもしれない!?

ガンが不治の病ではなくなるかもしれない!?

重大な病気の代表ともいえるのがガンだろう。

不治の病とされているガンだが、国立がん研究センターなどの研究班が1月に公表した情報では、がん全体の10年生存率は6割となっており、不治の病といった印象を払拭することに繋がるとみられている。

 

部位で差がでるがんの生存率。

データの対象となったのは、全国がんセンター協議会に加わる16のがん専門診療施設で1999~2002年に診断・治療を受けた3万5287人で、全てのがんの10年生存率は約58%となっていた。

しかし、部位によって生存率が左右されるようで、甲状腺や前立腺、乳房、子宮体部、子宮頚部の各がんで70%を超えているものの、食堂、胆嚢・胆道、肝臓、すい臓のがんは厳しい結果となっていた。

どの部位も早期発見ができれば生存確率は高くなる。しかし、別の部位から再発しやすい種類のがんもあり、治療の難しさから生存率が低下しているようだ。

大腸や胃の場合は5年経過しても特に変化はないものの、肝臓や乳房は5年生存率にしても下がり続けるほか、再発のリスクが高いといった特徴がある。

しかし、千葉県がんセンター研究所の永瀬浩喜所長は「米国の5年生存率最も良いデータは70%程度で、今回の調査結果は、日本のがん治療か最先端の水準にあることを示している」と話していた。

最近は抗がん剤による治療も進化しており、今後はもう少し数値が下がることも期待されているようだ。

日本人の死因に「がん」とされることが多くあり、治るケースは稀の不治の病といったイメージが強かったが、まだまだ課題は残るものの、治療法も大きく進歩していることから治療をしている人の生存率がさらに高まると考えられている。

今後の医学のさらなる発展に注目していきたい。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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