男性と女性の考え方の違いとは!?その傾向を知ろう!

男は話を聞かない?女は地図を読めない?

2000年代初頭、「話を聞かない男、地図を読めない女」という本が話題になりました。男性と女性の考え方の違いを脳の性差に着目して分析したこの本はたちまちベストセラーとなり、ビジネス手法から恋愛テクニックまで、今日も多数のフォロワーを生み出しています。この本やフォロワーから「男脳」「女脳」という言葉を知った人も多いでしょう。生物学的に見た「男脳」「女脳」の分類は今のところ科学的裏づけがなされておらず、雑談の域を出てはいませんが、物事の考え方に性別的な傾向があるという見方は、多くの方が経験として感じた事があるのではないでしょうか。

オタク脳?きずな脳?

男女の考え方の差として有名なものに、「男性は物理的な優劣に拘る」「女性は精神的な平等に拘る」「男性は一つの物事に集中する」「女性は多くの物事を並行する」というものが挙げられるでしょうか。

オタク脳ときずな脳ソニーコンピュータサイエンス研究所の茂木健一郎氏は、男女の傾向を<「男性脳=オタク脳」「女性脳=きずな脳」と呼びました。茂木氏はカメラを例に挙げ、オタク脳は画素数やレンズなどスペックの議論を行う傾向にあり、きずな脳は写真撮影による他者とのコミュニケーションに関心を持つ傾向があるとしています。とはいえ、これはあくまでも大まかな傾向であり、誰の中にもオタク脳ときずな脳がある事、傾向の比重が人によって異なっていることを、茂木氏は語っています。

そして物事を成功させるには、二つの傾向が協力しあう事が重要であるとも述べています。製品の開発には一つの物事をとことん追求する姿勢が必須であるし、製品を販売するには人脈を活かした多面的な宣伝・営業が欠かせないという事です。

「考える手がかり」として活かそう

男女の考え方の傾向を知ることは、私生活のみならず仕事上でも大きく活用できるといえます。しかし一方で、「これだから男は」「これだから女は」とステレオタイプに相手を当てはめてしまうと、無用の誤解やトラブルの元となってしまいます。「オタク脳は男性に多い」と「男性はオタク脳だ」では、全く意味が異なるのです。男女の差とはあくまでも統計上の数字であり、個人の経験や属する社会文化による影響を無視することは出来ません。

大切なのは「どのような考え方があるか」を理解し、それを実生活の中で、どう活かしていくかを考える手がかりとすることでしょう。

【関連リンク】
・[話を聞かない男、地図が読めない女-男脳・女脳が「謎」を解く 著:アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ 藤井留美(訳)出版社:主婦の友社]
[男に多い「オタク脳」、女に多い「きずな脳」茂木健一郎]PRESIDENT Online link


関連記事