「渋滞状況教えて」「一人寂しい」100番の2割に緊急性のない通報!?

「渋滞状況教えて」「一人寂しい」100番の2割に緊急性のない通報!?

いざという時に通報を行うのが110番通報だ。

万引きや痴漢、強盗、空き巣などの緊急性を要するような犯罪がおきた際にパトカーでかけつけてくれるが、110番通報には緊急性のない通報が以外と多いようだ。

 

通報の2割は緊急性なし!?携帯電話、スマホからの通報も多い!?

昨年1月~11月に全国の警察が受理した110番通報のうち、相談や苦情などの緊急性を要しない通報が全体の約2割である、21.9%に上ったようだ。

前年同期の24.3%から2.4ポイントは下ったものの、以前として高い水準となっているのが目立っている。

警察庁は毎年1月10日を「110番の日」として緊急通報以外の相談専用電話「#9110」の利用を呼びかけているが、まだまだ「#9110」の番号の認知度が低いことからか、緊急性のない通報が後を絶たないようだ。

警察庁によれば、受理した110番通報は、前年同期より1.2%減の841万9738件となり、そのうち、緊急性のない通報は同11.0%減の184万1757件となっていた。

その緊急性のない110番通報の中には「高速道路の渋滞情報を教えて」というもののほか「持ち物をなくしたが、どうしたらいいのか」や「一人でいるのが寂しい」「パソコンに文字が入力できない」といった警察の対応と関係のない通報もあったようだ。

通報を受けて警察官が現場に到着するまでの時間「レスポンスタイム」の全国平均は前年同期より4秒遅い7分4秒だった。

スマートフォンや携帯電話からの通報は増えており、全体の69.8%を占めていた。

当然のことだが、緊急通報である110番に緊急事態以外の通報をすることで、本当に緊急性がある通報内容が後まわしになり、対応が遅れる場合もある。一刻を争う緊急事態のみの通報だけに徹底してほしいところだ。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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