USJで転売チケット無効化対策は「平等」か!?

USJで転売チケット無効化対策は「平等」か!?

大阪市のテーマパークといえばユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)だろう。

インターネットでの転売で利ざやを稼ぐ個人や業者には音楽業界もIDや免許証などの顔写真付きの身分証により対策を進めている。

USJの決断はどのような影響を及ぼすのだろうか。

 

転売と闘うことを決意。客は「平等」と評価。

平日の夜のUSJを楽しむ妻と2歳の娘ときた京都府宇治市の自営業、小川二郎さん(36)はUSJの決定を「本来の平等な買い方になっていいと思う」と評価していた。

USJは10月16日に対策を発表した。

盛岡毅執行役員は「券が買えないという苦情が積み重なって、闘う覚悟を決めた」と語っていた。

USJによれば、転売が目立つのは入場券とは別に買う特別券乗り物などの待ち時間を短くできる「ユニバーサル・エクスプレス・パス」などで正価は1千~1万円程となっている。これをWEBサイトなどで発売を行うと、十数秒で売り切れてしまい、オークションサイトに3倍ほどの値で出品されることも珍しくない状態だ。

USJは数十人の常習的な転売者を特定し、年に数百万円の利ざやを稼ぐ大学生や主婦、コンピューターを使って十数秒で数千枚を買う「プロ」の存在も疑われていた。

 

USJを批判する声も…。

USJの対策について「平等」と評価する客がいる一方で、批判の声もあるようだ。

チケットの売買仲介サイト「チケットストリート」西山圭社長(41)はブログでUSJを批判していた。

転売者に出品価格を決めてもらい、買い手と取引が成立すると原則として代金の8%の手数料を得るとしている。

西山社長は、発売時間にパソコンの前に居られない人が転売チケットを買うのは自然と考えており、消費者目線に立てば「転売イコール悪」ではないとしている。

 

【「朝日新聞」より一部抜粋。】


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