地方銀行で人材の相互受け入れが検討開始。子育て世代の支援!?

輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会(仮)

地方銀行地方銀行64行は、行員が配偶者の転勤などに伴い退職せざるを得なくなった場合、希望があれば転居先にある別の地銀で働くことが出来る仕組み作りで連携を行うと発表しました。

千葉銀行・常陽銀行・東邦銀行・みちのく銀行が主体となって11月にも立ち上げが予定されている「輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会(仮)」に、全国の地方銀行が合流する形で今後の枠組み作りが勧められていくことになります。

多くの女性の退職理由は!?

配偶者の転勤を理由として退職する女性は少なくなく、全国で年間6万人程度が退職しているとされています。転居先に事業所が展開していれば異動という形を取ることも可能ではありますが、全国展開をしていない地方企業の場合、「夫の単身赴任か、自分の退職か」という選択を迫られる形となります。

優秀な人材確保のと女性の就労機会拡大のために

すなわち、地域外に事業所を持たない地方銀行は、都市銀行のように従業員を地域間移動させるという手法を取ることが出来ないのです。結果、女性は自らのキャリアを断たなければならず、銀行にとっては経験を積んだ従業員を失うという痛手を受けることとなります。
今回の地銀による連携は、優秀な人材の確保と共に女性の就労機会の拡大にも繋がるものとして、大きな注目を浴びています。この取り組みは、主に子育て世代の女性行員活躍の後押しを目的としており、人材の相互受け入れの他にも、女性幹部の登用や保育所問題などについても検討が予定されています。

女性の就業率は「M字カーブ」と言われています。子育て期に当たる20代後半から30代前半にかけて就業率が下がるため、グラフがM字を書いていることからこう呼ばれています。
政府は「すべての女性が輝く社会づくり」を推進しており、労働人口確保などの観点からM字カーブの解消を大きな課題と位置づけています。地方銀行の取り組みは女性の社会進出推進の一助となるでしょうか。その行方に注目が集まります。

【関連リンク】
[統計Today No.67女性のM字型カーブの解消が有業率の向上に貢献]総務省統計局 link
[すべての女性が輝く社会づくり]首相官邸 link


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