東南アジアで激化する外食チェーン店の成長市場争奪戦!!

東南アジアで激化する外食チェーン店の成長市場争奪戦!!

最近、ベトナム、インドネシア、タイなどで1千店規模の現地企業が、手軽な出店手法や価格を武器に市場を席巻する動きが目立っている。

東南アジア6億人の成長市場の争奪戦が行われているようだ。

 

米大手を抑え1000店を越すチェーン店が続々出現している!?

東南アジアを中心に、米大手チェーン店も押さえて出店を加速させているチェーン店が数多くあるようだ。

外食で最も店舗数が多かったのはベトナム最大のコーヒー豆メーカーのチュングエン(ホーチミン市)が運営する「チュングエン・コーヒー」の2500店だ。

同社の直営店またはフランチャイズチェーン(FC)での運営は一部でとどまっており、コーヒー豆を販売する喫茶店に看板を無料で貸す方式で店舗網を広げたようだ。

同社のコーヒーはベトナム特有の鉄製フィルターを使う本格的なコーヒーを提供しており、現地企業ではやや高めの価格となる5万~6万ドン(300円程度)となっている。

そしてインスタントコーヒー「G7」の国内シェアは3割とネスレを上回っている。

インドネシアの首位は中東のサンドイッチ、ケバブを中心に提供する「ケバブ・トゥルキ・ババ・ラフィ」(ジャカルタ)だ。

ケバブは薄焼きパンのトルティーヤで牛肉や野菜をくるんで食べる料理で、甘いもの好きなインドネシア人に対応し、バナナとチョコレートを来るんだ甘い商品も用意している。

店舗携帯はキオスクのような簡易店舗が多数を占めている。

1人でも好きな時間に営業できる気軽さから店舗が急増しており、2003年の初出店から最も早く成長したFCなどとしてインドネシアで数々の表彰を受けており、自らも「世界最大のケバブチェーン」をうたっている。

タイでは「カフェ・アマゾン」が1292店と急成長しており、スターバックスコーヒーと品揃えは似ているものの、価格は2~3割り程度安いという。

フィリピンでは同国ファストフード最大手のジョリビー・フーズが圧倒的な存在感を見せており、メニューはメインのフライドチキン以外にハンバーガー、スパゲティなど幅広い種類を提供している。

単独の店舗形態では最多の880店舗で、米マクドナルドの2倍近い店舗数を誇っている。

これらのファストフード店は効率的なFC方式や食材供給網、欧米の人気メニューなど各社は価格を含め、これらを現地に受け入れられやすいように調整ししより早く店舗の拡大に成功している。

各社はASEAN経済共同体も見据え、周辺国への出店も進めている。

今後、それぞれの強みを生かしつついかに対応できるかが、成長が著しい現地企業と米大手に日本勢も加わった市場の争奪戦の行方を左右すると見られている。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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