私鉄が出勤向け有料特急を拡充!!

私鉄が出勤向け有料特急を拡充!!

私鉄各社が通勤客の需要を見込み、有料の指定座席がある列車を増発するとしている。

東武鉄道や京浜急行電鉄が朝のラッシュ時間帯に有料特急を運行するなど混雑を避けたい利用者に加え通勤時間を活用して仕事や学習をしたいニーズを取り込む狙いだ。

 

サービスの充実で収益性を高める!!

東武鉄道は2016年春から座席指定「TJライナー」を朝のラッシュ時間帯に運行するとしており、午前7時~9時台に池袋駅に到着する上り列車を検討しているという。TJライナーは310円の着席整理券を購入すれば必ず座ることができるシステムとなっており、出勤途中にゆっくり座りながら仕事を始めることができる。

また、京浜急行鉄道も座席指定「ウイング号」の運行を12月7日より平日朝のラッシュ時に始めるとしている。

神奈川県南部の三浦・横須賀エリアから品川・泉岳寺駅に向かう列車を運行するという。

こちらの料金は1回300円で、1ヶ月定期は5500円となっている。

また、公衆無線LANも導入しており、通勤時にネットで語学の学習を行ったり、ニュースサイトのチェックを行うこともできるとしている。

 

座席の予約はスマートフォンでらくらく!!

肝心の座席の予約についてはスマートフォン(スマホ)で予約するサービスを利用するのが便利だ。

「今日は予約してゆっくり座っていこう」といった時に手軽に予約できるため、利用者が伸びてきているようだ。

 

関西の私鉄も出勤向け有料特急を検討!?

●私鉄各社が有料車両を拡充・新設する

東武鉄道 16年春、朝のラッシュ時間帯の有料座列車を新設、夜も増便
京浜急行電鉄 12月、朝のラッシュ時間帯に神奈川南部から有料座席列車
小田急電鉄 16年3月、再開発する海老名駅にロマンスカーを停車
京阪電気鉄道 特急車両の一部を改造し、17年に有料座席を導入
西武鉄道 レッドアロー号のネット予約を拡充
京王電鉄 有料座席の導入の検討開始

関西においても京阪電気鉄道が有料車両「京阪特急プレミアムカー(仮称)」を導入するとしている。

約16億円をかけて8両編成の特急列車の一部を改造するようだ。

国立社会保障・人口問題研究所によると、東京都の人口は2015年前後に減少に転じ、大阪府も10年をピークに減少傾向にあるという。

そうした都市部でも人口減が問題となるなかで輸送収入を増やすべく、私鉄各社は有料座席の拡充を進めるようだ。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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