言葉のぼかし表現が浸透している!?

言葉のぼかし表現が浸透している!?

あなたは「微妙」とい言葉を頻繁に使っていませんか!?

文化庁が発表した2014年度の国語に関する世論調査では、いいか悪いかの判断がつかない時には「微妙」という言葉を使う人は3人に2人は居るようだ。

また、断定を避けた表現を使う人も増えているようだ。

 

若い世代だけでなく、団塊の世代でも「ぼかし表現」が使われている!?

「微妙」という言葉を使う頻度を調べたところ、2004年度調査から比較して8ポイント増えていたようだ。

20代では97.0%と非常に高い数値となったが、60代においても53.0%が使うと答えていた。

また、「わたし的にはそう思います」「話とかしてました」といった表現も全体の2割弱が使っており、こちらも過去の調査結果と比較しても増加していた。

同庁によれば、「自分の責任を回避できる便利な言葉であるとして浸透しつつある」とみている。

 

慣用句の理解度も低くなっている!?

 

おもむろに
○ゆっくりと 44.5%
不意に 40.8%
天に唾する
○人に害を与えようとして結局自分に返ってくる行為をすること 63.5%
自分より上位に立つ存在を汚す行為をすること 22.0%
夢中になって見境がなくなること
○熱にうかされる 57.2%
熱にうなされる 27.1%
心配や不安を表情に出すこと
○眉をひそめる 44.5%
眉をしかめる 44.5%

(注)%は回答率。○は辞書んどで本来の意味や使い方とされているもの。

 

慣用句の意味の理解度や、最近耳にする言葉を使うかどうかも調べた。

「枯れ木も山のにぎわい」という慣用句の意味を本来の「つまらないものでも無いよりはまし」と答えた人は37.6%で、「人が集まればにぎやかになる」と答えた人は47.2%と上回っていた。

その他、「イクメン」「女子力」といった言葉を「聞いたことがある」とした人は9割にも達していた。

日本語の変化が起こっているのは今に始まったことではないが、大きくズレが生じているようだ。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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