世界のトイレ事情。綺麗なトイレで生活も変わる!?

世界のトイレ事情。綺麗なトイレで生活も変わる!?

トイレは毎日お世話になる大切な物だ。

そのトイレも世界的に見れば、様々な事情を抱えているようだ。

 

ドイツの学校トイレは「清潔なトイレ」は有償!?

ドイツ西部のボーフム市にあるマリア・ジビラ・メーリアン総合学校には2種類のトイレがあるそうだ。

ひとつは良い香りがする清潔なトイレ。もうひとつが、汚く臭いもきついトイレだ。

前者は入り口が外にあるため「外のトイレ」、後者を「中のトイレ」といわれている。

同学校には、もともと「中のトイレ」しかなかった。

生徒はトイレに行きたくても、汚れており、中に入ると1分も居られないくらいの臭いが酷いトイレに行きたくないとして、水を極力飲まないようにしてトイレに行かなくて良いように工夫したり、ひたすら我慢をしたりする生徒がいたようだ。

教員のガービー・ヴィーヒェルン(59)は「下水道が古いのと、汚く使ってきた蓄積かも」と苦笑していた。

 

「綺麗なトイレ」が登場し環境が変化。

3年前に「外のトイレ」が連邦政府の予算で改修され、良いにおいが香る清潔なトイレとなった。

手洗い場もセンサー式で、入り口には備品を補充する見張りがついている。

生徒たちも「きれいだから安心して行ける」と「外のトイレ」を使うようになった。

しかし、「二つのトイレがあるのは階級わけになる」として地元行政府が禁止を通達してきた。

「外のトイレ」を使うには1枚1ユーロ(約135円)する「トイレカード」を事前に買う必要があり、1枚で10回使えるというものとなっていた。

これに対し、使用料をとるのは「生徒にトイレの平等な使用権を保障する州条例に反している」というのが、通達の理由だった。

これに対し、PTA担当教員や生徒は、「使用料については誰でも払える程度にしていた」「綺麗なトイレを使いたい」といった主張から、現在「外のトイレ」は無料で使えるようになったという。

 

日本では男子トイレもオール個室になっているところも!?

大分県九重町の「ここのえ緑陽中学校」でぇあ、休み時間中はトイレの前のベンチで段粗油したり、手を洗いながら会話を楽しんだりといった風景が見られた。

同校では男子トイレも全て個室となっており、各学年の教室の前では男女ひとつずつ用意されている。

また、個室の半数にはプライバシー配慮の擬音装置までついているといった充実ぶりだ。

そうしたシステムの設置だけに留まらず、水を流して掃除するタイル張りの「湿式」ではなく、細菌の繁殖や臭いを抑える素材をつかった「乾式」のフローリングになっていた。

この新校舎にする際は、「トイレより教材などにお金をつかうべきだ」と反対意見も多かったが、「家のトイレがきれいなのに、学校のトイレが汚くては生徒がギャップに苦しむ」など反対者を粘り強く説得した。

新校舎にする前には、老朽化したトイレを使いたがらない生徒も居たようだ。

昔であればトイレに行くだけで周りの生徒からはやしたてられていたが、今ではトイレは憩いの場となるなど大きな変化をもたらしていた。これには、「綺麗で清潔なトイレである」といった印象を与えることに成功したことが大きな要因があるのではないだろうか。

世界には学校でのトイレに悩んでいる生徒が多く居ることが推測されるなか、こうしたトイレを綺麗にするといった取り組みにより環境が変わったという例もある。

トイレを変えるだけで学校の環境も変わるかもしれない。

 

【「朝日新聞」より一部抜粋。】


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