市民の目線で街を改善する「ちばレポ」って?

市民の目線で街を改善する「ちばレポ」って?

仕事や学校からの帰り道で、「土手に多くのゴミが捨てられている」「溝が詰まっている」など自分が住んでいる街で見かけたことがあるだろう。

そうした様々な課題を市民の目から意見をすくい上げて解決するといった動きがあるそうだ。

 

「ちばレポ」で街の気になる箇所は報告!?

千葉では街で気になった改善箇所を市民がスマートフォン(スマホ)を使って市に報告する「ちば市民協働レポート(ちばレポ)」があり、まもなくサービスを開始して1年になるという。

利用登録者数は三千人に達しており、報告件数も千件を超えるなど、市の2016年度末までの目標である、登録者5千人に増やす計画まで、おおむね順調に推移している。

同市は、目標に向けてさらに登録者を増やすべく、知恵を絞っているところだ。

 

GPSと写真を利用したスムーズな対応で良い街を市民と供に作り上げる!!

●「ちばレポ」の主な報告内容

道路
・道路が陥没している・標識が傾いて見にくい
公園
・遊具が破損している・雑草が生い茂っている
ゴミ
・自転車が放置されている・不法投棄されている
その他
・伸びた植木が放置されている・古い案内看板が更新されていない

 

「駅前道路の側溝に吸殻がたまっています」。と「ちばレポ」を通じて市に報告したのは若葉区の金田洋子さん(52)だ。

ちばレポに報告してから3日後、市から返信があり、「完了しました」とのメッセージと改善後の様子を撮った画像が送られてきた。

金田さんは今までに5件の課題を写真付きで報告をしてきた。それぞれ「対応が迅速で行政と市民の双方にとって効率的だ」と話す。

スマホの全地球測位システム(GPS)機能の利用により、現在地を地図に表示させて状況を文章とともに説明するため、電話に比べてスムーズに対応できるようになったとしている。

 

市民ボランティアとの課題の解決も。

課題解決について、行政に求めるだけでなく、市民の手で改善しようとする動きも出てきており、市は解決を手伝ってもらうボランティアの募集を始めている。

ちばレポを通じてあがってきた課題の中から、市民の手で解決可能な案件を選び参加者を募る。

現在、800人超がボランティア登録しているそうだ。

今後、ちばレポの利用者をいかに増やすかが課題になる。

3千人居る登録者のうち、投稿したことのある人は2割弱にとどまっており、月間の報告件数をランキングにして公表をはじめるなど市民への興味・関心を持つ工夫が必要となる。

 

【「日経MJ」より一部抜粋。】


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