ニトリが競合他社の家具配送!?

ニトリが競合他社の家具配送!?

ニトリホールディングスが家具の配送網を活用したサービスを展開するとしている。

インターネット通販企業や家具メーカーから家具の輸送や宅配を請け負うことを開始する。

国内ではインターネット通販の普及で物流量が急拡大しており、ドライバーの人手不足が深刻な事態となっている。

そうした中、ニトリはあえて競合他社と組むことで配送効率を高め、輸送コスト上昇に対抗するとしている。

 

ライバル同士で宅配!!

傘下の物流事業会社のホームロジスティクスを通じて、他社の荷物の輸送や宅配を始めるとしており、物流の拠点間の輸送や消費者の元への宅配を同社が担うとしている。

既にネット通販企業など数社と組んでおり、実験配送を始めている。

事業の本格開始に向けて約20社と交渉を進めている。

ホームロジは全国約150社の中小の運送会社と委託契約を結んでおり、宅配で1000台程度、幹線輸送では約400台のトラックを確保している。

契約運送会社に家具の運搬や組み立ての研修を実施しており、こうしたノウハウを生かすとしている。

ニトリが競合からの配送を請け負うのは、自社の顧客に対するサービスの水準を維持するためとなっている。

物流会社は慢性的な人手不足に陥っており、ニトリでも契約先の待遇改善のために運賃を引き上げてドライバー確保を狙っているようだ。

一方で、顧客が負担する配送量は据え置きとなっており、ニトリの配送コストは増加傾向にあるという。

今後、こうした課題をどのように解決していくかが重要になってくる。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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