車優先から歩行者優先で街に賑わいを!!

車優先から歩行者優先で街に賑わいを!!

京都や大阪、仙台といった大都市の中心部で、車優先だったところを、車線数を減らして歩道を広げる動きが出始めている。

周辺道路の整備が進み自動車の通行量が減った路線もあるが、街の賑わいを増して地域経済を活性化できるとしている。

 

歩道拡大で狙うは消費拡大!?

京都市の繁華街を東西に貫く四条通では歩道拡幅工事が進んでおり、片側2車線だったところを1車線に減らして、両側の歩道をそれぞれ広げている。

京都市によると、この区間の通行利用者は、車道を車で利用する人が2200人に対して、歩道の歩行者は7千人に上っている。

バス停に人が滞在してベビーカーを押せなかったり、子供の手を引いて歩けないことから、これを解消し、街の賑わいを取り戻そうと商店街が要望したことから始まったそうだ。

車での移動となると駐車料金が気になり、滞在時間が気になるので滞在時間が短くなるが、バスや電車などの交通機関を利用することで長期滞在しやすく、行動も多様になるため消費金額が増えるようになる。

かつての商店主たちは車で客が来ると考えていたが、65歳を超えた世代や若者は車に乗らない。街を歩きやすくして文化イベントを開催することで幅広い集客になると気づいたことからこのようになった。

 

名古屋や大阪も歩道を拡幅!!

車依存度が高い名古屋においても歩行者優先の動きが活発化しているようだ。

リニア中央新幹線開業を見据えて策定した「なごや交通まちづくりプラン」で広小路通など4路線を対象に歩道拡幅の検討を始めている。

他の都市と比べて広い面積を占める道路を公共空間に割り当て、のいぎわいづくりに役立てるとしている。

大阪市においては御堂筋の歩道を拡幅し自転車専用道路を設けるが、道路網の整備などで自動車より歩行者と自転車が大きく増えた。

 

東京では時間限定で車道も歩道に!?

東京都においては、今年から日本橋室町と丸の内で、道路を歩行者専用にする試みを順次行っている。

時間帯を指定することで車道も歩行者が利用できるようになっている。

歩道拡幅とは違うが、歩行者が快適に過ごせる街にし、イベント開催を行うなどして集客を期待している。

 

それぞれの都市で人々のライフスタイルの変化から、こうした歩行者優先の動きが広まりそうだ。

 

【「日本経済新聞」より一部抜粋。】


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