桜で集客!? 4月の訪日外国人が過去最高に!

桜で集客!? 4月の訪日外国人が過去最高に!

2020年までに訪日外国人観光客年間2000万人超を目指す日本。
その鍵となるのは、近隣のアジア各国から訪れる観光客だといわれています。

全体の8割がアジア圏から

日本政府観光局(JNTO)が発表した2015年4月の訪日外国人客数は176万4000人単月で初めて170万人を突破する快挙を見せました。
これまで訪日外国人は7~8月の夏休み(バカンス)シーズンに増加する傾向がみられていましたが、今年は桜に合わせた花見目的の観光客が多く、昨年比4割以上の伸びとなったのです。
来年以降も4月は重要な商戦と見られ、小売各社は対応を進めています。
地域別にみると最も多く訪日しているのは中国で40万5000人、次いで台湾の33万5000人韓国の30万4000人となっており、この3地域で全体の6割近くを占めています。
この他にも、香港・タイからの訪日がどちらも11万人を超えており、非アジア圏であるアメリカの9万5000人に大きな差をつけています。
訪日客に占めるアジア諸国の割合は実に8割を超えており、日本にとっては大変なお得意様と言えそうです。

中国人観光客激増

アジア各国の訪日外国人客を昨年同月からの伸び率別にみると、最も訪日客が増えたのは中国で113%。今年は昨年の実に2倍に増えているのです。
次いで伸びているのは意外なことにベトナムで59.3%。昨年9月に訪日ビザ要件が大幅に緩和された影響を受け、訪日客は順調に増加しています。
ここに韓国の57%、香港の50.7%といった近接地域が続きます。
全体的に東アジア、東南アジア諸国からの訪日客は欧米諸国に比較して大幅な伸び率をみせており、如何にこの勢いを持続させるかが訪日客2000万人突破の要と言えそうです。


 

アジアの観光客による消費の増加は日本にとって歓迎すべき事態でしょう。
そして同時に、非アジア圏の観光客に「遠いけれど日本に行きたい」と思わせる魅力を作ることもまた重要です。
2020年まで残すところ4年半。魅力的な観光地としての日本のブランド戦略は、これからが勝負と言えそうです。


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