介護士・看護師を対象に、腰痛予防対策講習会が全国で開催中!

腰痛特養(特別養護老人ホーム)、老健(介護老人保健施設)、デイサービスなどの介護施設や病院で働く介護士・看護師を対象として全国で開催される「腰痛予防対策講習会」の第1回目が、9/24(水)に福島県で開催されました。8/29のまとめでもお伝えしたように、今後も大分県、徳島県、千葉県と、全国の都道府県で順次開催が予定されています。各会場共に定員50名の先着受付順となっていますので、参加希望の方は早めの申し込みをお勧めします。

腰痛は全体の60%!?

平成25年の業務上疫病(仕事が原因で罹る病気)発生状況における腰痛発生件数は全国で4,388件と報告されており、全体の60%を占める最大の業務上疫病です。この中で社会福祉施設や病院等を合わせた保健衛生業全体の腰痛発生件数は1,328件であり、平成25年に発生した業務上腰痛の実に30%が介護施設・病院で起こっているのです。介護士や看護師にとって腰痛は職業病、などという評判を聞いたことのある方も多いと思われますが、数字の上でもそれは裏付けられる形となっています。

なぜ腰は痛くなる?

腰痛の原因は、介助時の姿勢や介助動作による「動作要因」、施設の設備や建物の構造などによる「環境要因」、個人の腰痛既往歴や体格、勤務状況による「個人的要因」など主要なものとして挙げられますが、どれか一つだけが原因となるものではなく、様々な理由が複合的に重なって起こるものです。滑りやすく足を踏ん張りにくい床や人手不足故の激務、生まれ持った体格など、個人や現場レベルでは改善が難しい部分も多くあり、その意味では100%腰痛を防ぐことは不可能といえるでしょう。しかし腰に負担をかけにくい動作や体勢などを知り、周囲の職員と協力しながら実践することで、腰痛が起こる可能性を減らすことは可能です。

介護施設で働く以上、腰への負担は大なり小なり避けては通れないもの。
負担を最小限にするにはどうすれば良いか? その為に、どうすればいいのか? 個人でもチームでも、しっかりと考えていきたいですね。

【関連リンク】
[職場における労働衛生対策 腰痛予防策]厚生労働省 link
[業務上疫病発生状況等調査(平成25年)]厚生労働省 link


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