知っておきたい!派遣社員を受け入れる際の責任とは?

平成24年の労働者派遣法改正に伴い、派遣元・派遣先共に新たな指針が示されました。

派遣社員の受け入れ現在、日本全国の派遣社員は100万人を超えているとされており、様々な分野で派遣就業が行われています。そうした中、派遣元のみならず、受け入れ側の事業所も派遣社員の適切な取り扱いについて十分に理解する必要が生じています。労働契約の締結や賃金の支払い、有給休暇の付与、各種社会保険の加入などは派遣元である派遣会社が責任を負う事項となりますが、一方で業務内容や就業時間(休憩時間を含む)、勤務場所などを適正に管理する責任は派遣先である事業所にあるのです。

介護派遣において

介護施設において介護派遣として派遣社員を受け入れた場合、施設側は派遣会社との間で締結した労働者派遣契約に沿って派遣社員を使用する責任が生じます。就業時間や休憩時間、就業場所などは契約書どおりになっていなければならないのです。

就業場所について

具体的には、デイサービスの日勤帯勤務者として受け入れた派遣社員を、同事業所内の特養フロアで夜勤勤務させることは出来ません。逆に、特養のフルシフト勤務派遣社員をデイサービスフロアで勤務させることも禁止されています。

休憩時間について

また、契約書に定められた休憩時間を短くすることや、定められていない業務を命令することも出来ません。就業時間や休憩時間なども、契約書及び労働基準法に則って適切に管理しなければなりません。もしも業務内容や時間に変更がある場合は、派遣契約を再度取り交わす必要があるのです。

苦情窓口について

また派遣社員が業務に就く中で、苦情が発生する場合があります。こうした苦情は派遣元・派遣先双方の苦情処理担当者を窓口として、速やかに対応しなければなりません。苦情処理担当者は基本的に、受け入れている派遣社員を100人1単位として、1単位ごとに1人必ず定める必要があります。こういった対応も派遣受け入れ先の責任の一つなのです。

労働局が研修会を開催

その他にも派遣先事業主には受け入れに当たって様々な規定が存在します。こうした派遣先事業所の責任について周知徹底することを目的に、現在、東京労働局が「派遣先事業主・責任者研修会」と題して月に1度研修会を開催しています。今後派遣社員の受け入れ予定がある、或いは現在受け入れ中である事業所は、円滑な派遣労働の活用の為に参加されてはいかがでしょうか。

派遣受け入れを適切に行い、事業者様が日常業務をスムーズに進められるよう、私たち株式会社レポスも様々なご相談をお受けいします。

【関連リンク】
[派遣先事業主・責任者研修会の開催予定]東京労働局 link
[派遣社員を受け入れるときのポイント(派遣先の皆様へ)]厚生労働省 link


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