広まる大学教育のグローバル化

グローバル
日本は世界に比べると、グローバルな人材が非常に少ないと言われている。そんな中、政府は成長戦略として、国際的に活躍できる人材の養成のために、日本国内の大学に様々な制度を打ち出している。

留学生の受け入れを拡大

ひとつは日本国内の大学において、留学生の受け入れを拡大する戦略だ。

これは政府が「大学教育の国際化」を打ち出しており、2020年を目処に「留学生30万人計画」を策定しているそうだ。すでにこの活動は始まっており、文部科学省は国際化の拠点となる大学を公募し、それぞれの大学では留学生に対して受け入れ態勢の充実や海外大学との講義や説明会の共同開講を実施している。

日本では多額な費用や学生が留学を積極的にしたがらないといったことから、日本の海外留学生は年々減少傾向にある。
この成長戦略により、少しでも日本の大学がグローバルな環境になり、高度な人材が育成されることが望まれる。

国からの財政支援による大学の国際化の促進

政府の成長戦略に対して、大学側では新入生に海外留学を必修化する所も増えてきているそうだ。

将来的にはこの傾向が益々加速していくと見られており、外国語学部系の学部を持たない大学に関しても、企業などと提携をして新しい学部を立ち上げる動きも出てくるとされる。また、既にそういった動きをしている大学もあるようだ。
政府は、そういった大学のグローバル化に特に力を入れている大学には重点的に財政支援をする「スーパーグローバル大学」という制度も決定している。

海外からの留学生に対して、細やかな受け入れ体制も…。

このグローバル化に合わせた対策は、学生食堂にも及んでいるようだ。たとえば、「100円朝食」を提供している大学では、一人暮らしの学生などに充実したメニューを格安で食べられて、規則正しい食生活を身につけさせるのが狙いだそうだ。
また、アジア各国からの留学生が増加傾向にあることから、イスラム教などの宗教にも対応したメニューとして豚肉やアルコール類を一切使っていない「ハーラル対応メニュー」も充実している大学もある。

真のグローバル化を目指していくには海外へのアプローチだけでなく、細やかな受け入れ体制の充実が鍵を握るのだろう。

【“グローバル人材育成へ教育改革進む”より一部抜粋】


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