学校のふりかけ論争に決着

学校給食
大阪市の市立中学校は塩分過多による国の栄養基準から外れる恐れがあることから、学校給食でふりかけの使用を認めていなかったという問題で、橋下徹市長が大阪市の教育委員会会議で「各学校の校長に一任すればよい。」との批判からふりかけ論争が勃発した。

異例の論争が勃発した原因とは

これには学校給食の提供スタイルにあった。大阪市では業者の弁当を学校へ届ける方式を採用していたが、衛生面や技術的な理由から冷蔵保存されるため、生徒からは「冷たくておいしくない。」などとして不満の声が上がっていた。中には、給食を食べない生徒も目立ってきたところもあるそうで、給食を食べていないので空腹からイライラするなど問題が起こっている。

そこで、ふりかけを望む声が生徒からあったそうだが、国が定める基準から漏れる可能性があることから禁止されていた。そこで、今回、大阪市の教育委員会の会議で異例の「ふりかけ論争」が勃発した。

ふりかけの一任により決着。しかし…

この論争はあくまで「緊急措置」として各学校長の裁量でふりかけを提供することが可能となったことで決着がついた。ただ、これには条件がついていて、もし生徒達がふりかけだけでご飯を食べて、おかずの食べ残しが進むようならば使用中止にするというものだ。

しかし、これは根本的な解決に至っておらず、生徒が給食のおかずを残さずに温かい状態で給食を提供できるように厨房を学校内に設けたり、調理室のある小学校で作った給食を近くの中学校に配送をしたりするなどの対策をする必要があるだろう。

緊急措置はあくまで緊急措置であり、最も希望されている点を改善できなければ悪循環に陥るのは確実だ。

【一部、産経新聞の「給食ふりかけ 校長に一任」より抜粋。】


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